機械加工の初級講座

こんにちは。
5月も半ばになり、気温も一気に夏のようにあがり気がゆるみがちな時期に入ってきました。
気がゆるむとちょっとした操作ミスが大事故につながる可能性もあるので、暑くても気を引き締めて仕事するのが大切ですね。
 
今日は塩原が担当しますが、新人さん向けの講座について紹介したいと思います。
 
池田町の企業と高校生向けに開かれている『機械加工初級講座』です。
 
赤田工業では毎年新入社員と中途で入社された方が参加していますが、機械加工の基本を勉強します。
私も、新入社員の時に参加しました。
仕事は事務服ですが、この時は女性も作業着になり勉強します。
 
赤田工業以外にも近隣の企業の方や高校生が参加し、3グループくらいに分かれ進めていますが・・・
難しかった記憶しかないです。
 
・図面の読み方
・製図(手書き)のやり方
・加工の手順
・測定の仕方・・・などなど
 
加工をする上で必要最低限の知識をみんなで勉強します。
私は、この時は公差の決め方がさっぱりわかりませんでした。
 
課題として、6パーツの部品をつくってパズルをつくります。
自分で製図した図面をもとに、汎用のフライス盤という機械で加工をし、測定器具を使って加工した寸法の測定をし、6パーツつくった段階で組立とバラシを行いますが、ここでだいたい問題が発生します。
公差がキツキツだと、組み立たないか、はずれないか。
逆にユルユルだと組み立つけどすぐスルッとはずれてしまいます。
なので、この辺の調整は加工中に指導してくれる先輩社員の方がやってくれます。
 
今回、赤田工業からは新入社員2名と中途で入った1名の3人が受講し、指導側として先輩社員が2名参加しました。
3人とも、機械加工の知識が全く無いので大変だったかと思います。
 
初級講座は全部で5回程度で、先日無事に最後の講習を終えてました。
加工に必要な知識は、今後仕事を通してたくさん学んでもらいたいです。
 
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
 
この講習会の勉強を活かして、今後の仕事につなげていってもらいたいです。